早期の示談締結により不起訴を獲得した事例 ｜千葉船橋で刑事事件を弁護士に相談

依頼者である男性の方が、マッチングアプリで出会った未成年の女性とホテルで性的行為に及び、後日逮捕されたという事案です。依頼については、男性の逮捕・勾留後に男性の親族の方から依頼を受けました。

弁護活動としましては、男性の母親から依頼を受けた後、すぐに男性が交流されている警察署に接見に行きました。男性は早期の釈放と被害者への示談を希望していたため、接見後にすぐに検察庁へ連絡をしました。
検察庁へ示談をしたい旨連絡すると、すぐに検察官は被害者の母へ弁護士が示談を希望していることを伝えてくれました。翌日には、被害者の母が話を聞いても良いということで電話することになりました。
そして、弁護士が被害者の母と電話で何度かやり取りした後、被害者の母が示談に応じるとのことで示談を締結することになりました。弁護士は後日被害者の母と会い、ファミリーレストランで示談書を作成しました。
示談書作成後、すぐに弁護士は検察官へ連絡し、示談が成立したこと、示談書をFAXし、すぐに釈放してほしいこと、釈放できないということであれば裁判所に対して勾留取消請求をする旨伝えました。
そうしたところ、検察官はすぐに男性を釈放し、その後男性は不起訴となり、無事前科を回避することができました。

弁護活動の中で良かった点は、依頼を受けてすぐに接見をして依頼者の意向を確認すること、その後すぐに検察官に連絡を取って、被害者の意向確認を取ることができたこと、被害者との示談が円滑に進んだこと、その後、すぐに検察官に報告し訴えかけたため釈放されたという点だと考えております。