風俗店・パパ活トラブル|「不同意わいせつ」「盗撮」がバレたらどうなる?対応についても解説
目次
風俗店やメンズエステでのトラブル・パパ活トラブルとは
西船橋ゴール法律事務所は西船橋にありますので、船橋・西船橋・千葉栄町での風俗トラブル・パパ活トラブルのご相談が多数寄せられています。
避妊具(ゴム)が外れてしまって不同意わいせつの罪に問われている、お店の禁止事項に反し警察が介入したなどの場合、早期の示談交渉が重要です。
また、盗撮の疑いで多額の示談金を要求されるケースも増えています。
風俗トラブルの主な事例
・身体接触が禁止されているメンズエステ店で、無理やり身体を触ってしまった。 ・本番禁止のお店で本番行為を行い、同意がなかったとして女性やお店と揉めている ・盗撮・録音をしてしまった ・アプリやパパ活で出会ったばかりの相手に対し、強引に性行為をした |
上記の行為は、不同意性交、不同意わいせつ、性的姿態等撮影罪または都道府県の迷惑防止条例違反にあたる可能性があります。
また、本番行為自体の合意があった状況でも、相手に秘して避妊具を外し性交渉に及んだ場合、その部分が不同意であるとの疑いをかけられることがあります。
暴行や脅迫により行為に及んだ場合も、不同意わいせつ罪に問われ逮捕された事例もあります。
弁護士ができること
ここからは、不同意わいせつに該当するおそれがある行為を行ってしまった方や、そのご家族向けに示談が重要となる理由をわかりやすく3つに分けて解説します。
1.刑事罰にならないようにする=被害届が出される前に交渉期の示談交渉で刑事事件化や逮捕を防ぐ
刑事罰というのは、逮捕・勾留されたり、刑務所に入ることです。それを受けることは非常に日常・仕事のダメージが大 きいため、それを防ぐことがとても大事です。まずは、被害届をも不同意わいせつ事件を起こしてしまい、行為について認めている場合には被害者側へ示談交渉を行うことが大切です。
2.賠償金の交渉をして示談する
不同意わいせつ罪に問われすでに逮捕されている場合でも、早期に示談交渉を行うことで、長期の勾留を回避できたり、釈放される可能性があります。加えて、不起訴処分が得られる可能性も高くなります。不起訴になれば前科は付きません。
また、起訴されてしまっても示談交渉が成立した場合、実刑を回避し執行猶予の判決となる可能性もあります。
3.顧問などの継続的相談
盗撮等をしてしまい、不安だけれども、まだ事件としてお相手に発覚しておらず、ひとまずいつでも弁護士が介入できる状態にしたいという方には、顧問契約や、証拠保存協力などのご提案もできます。
示談するうえで大切なこと
ここからは、不同意わいせつ等の犯罪にに該当するおそれがある行為を行ってしまった方へ、示談するうえで重要なことをわかりやすく3つに分けて解説します。
1.個人情報の流出を防ぐ
弁護士と契約した場合、以降のお相手とのやりとりは、依頼者に代わって弁護士が行います。
これにより、当人だと罪悪感ゆえに不当に不利な条件で示談してしまう、という状況を防ぎます。
また、弁護士が代理人であるため、示談書上に載せる加害者側情報は、最小限で済みます。
弁護士が代理人であるため、加害者側の住所を載せずに、加害者側○○代理人・・・事務所住所・・・と記載する方法で、加害者側を特定します。
弁護士が介入することの意義はここにあります。
通常であれば、加害者自身の住所や、場合によって連絡先を記載し、お互いに、誰と示談したかわかるようにする必要がありますが、弁護士が示談する場合は、弁護士が証人となることができるため、加害者情報の不必要な提示を防げるのです。
弁護士が入っていない状況では、加害者が自分で対応しなければならず、身元をできるだけ隠す発言自体がおこがましく思えたり、お相手を余計に怒らせてしまうことを危惧して、不利な条件での示談に応じてしまう方が多数います。
まだ逮捕されていない段階で示談が成立した場合、刑事事件化を防げる可能性があります。また、すでに捜査を受けていても示談が成立していれば逮捕を防げる場合もあります。
2.これで賠償金の支払いは終わり!になる旨の条項(精算条項)を入れること
よく寄せられるご不安の声として、今回せっかく示談金を支払っても、結局そのあとお相手の気が変わって訴訟にされてしまったら・・・
示談した意味がなくなってしまう・・・というものです。おっしゃるように、ただ支払いをしただけで、書面に残さなければ、それが、今後のお詫びを含めた1回目の支払いにすぎないのか、これですべて解決という約束込みのお支払いなのか、客観的に区別がつかないことがあります。
3.事件化しないようにする
弊所では、警察などの捜査機関に被害届を出されるまえに示談に至った場合、被害届の提出をしないことを示談書に盛り込むよう、被害者の方の同意を得られるよう尽力しています。
早期の示談交渉は社会的な影響を抑制し、生活を守る効果もあるのです。
風俗トラブル、メンズエステのトラブルは自首するべき?
「不同意わいせつの罪に問われる行為をしてしまった、自首するべき?」
不同意わいせつに該当するおそれがある行為を行ったら、自首するべきでしょうか。
事案の重大性等から、直ちに自首をお勧めするケースと、まずは示談を試みる方が良いケースがあります。
その判断は、初めての方にはとても難しいため、まず弁護士にご相談いただくのが重要です。
自首によるメリット・デメリット
自首をすることで、逮捕を回避したり仕事や学業への影響を防ぐメリットはあります。しかし、発覚していなかった部分も、自首したせいで発覚するということもあります。
弁護士は自首に同行できます。不同意わいせつかも…と悩んだらまずは弁護士へご相談されることがおすすめです。
まとめ
性犯罪は、被害者側の心情にも配慮しながら、慎重な示談交渉を行うことが重要です。
在宅で捜査を受けている方も、ご家族が不同意わいせつの疑いで逮捕されている方も、早期に示談交渉の実績が豊富な弁護士へご相談されることが大切です。